宮城県の東松島市に出向いて一週間すごした。このまえの年末に体験移住させていただいたのとおなじように、市のサービスで交通費と宿泊とを支援してもらった。
物件探しをするのがこんどの目標。あらかじめインターネットで眺めていた物件がどんな立地になっているのかたしかめて地理感覚をおぼえたり、不動産屋さんを案内してもらってインターネットには出ていない物件のことを教えてもらったりする。
いちどに決めきるとはいかなくて、決めなければいけない部屋探しの仕事は持ち帰りとなる。これはいいなという物件をみっつにまで絞ることができたあとで、いまできることはなくなってしまった。
みっつのうちひとつは誰かが申し込んでなくなってしまった。もうひとつはこれから退去があるので内見なんかはさせてもらえず、待ち状態になった。最後のひとつは仲介にさえまだ出ていない様子の優良物件だったけれども、オーナーさんが貸し借りを急いでいない様子につき、受け身になって連絡を待つ流れ。
いい物件が出てくるのを待って引っ越す、というのではなくて、引っ越すために物件探しを終わらせなければ、というタスクがいよいよはじまって、うまくやれるかなとそわそわしはじめています。
物件探しは別にして、気軽におとずれてリラックスできる場所をいくつかあたらしく発見もした。宮戸島の隠れビーチ。上品の郷の道の駅にある温泉。歩いて回れる市内の居酒屋さん。牡鹿半島のホエールランド。思い出ばかりという気分でいて、ゆっくりと日記をつけられなかったのが口惜しい。またいくこともあるんでしょうけれども、はじめての目でみた新鮮さも格別だったでしょうから。
物件を決める、車を決める、東京の家を片付ける。エネルギーのいる引っ越しの仕事で立て込むことになりそうなのはあまりにもたいへんそうで、それでもこれはおもいきってやりましょうと気持ちの足がかりをつくった。二ヶ月後にはどうなっているかな。